1.10.17

NaidaLink CROS レビュー

NaídaLink CROS レビュー (日本語訳)

2017929日(日本時間 930日)  CochlearimplantHELPサイト提供


NaídaLink CROSは、Advanced Bionics社のNaídaQ90Q70サウンドプロセッサーと組み合わせられるワイヤレス耳掛け型マイクです。とても小さい耳掛け補聴器を装着するのと同じようなやり方でCROSをつけます。人工内耳ではない方の耳につけます。それには小さなイアフックと、もしCROSを外耳道に固定できることを望むならプラスチックチューブも付けられます。

CROSを固定するプラスチックチューブを試した後、私は両面Toupeeテープの小さなカットでそれをつける方がより快適と確信しました。私は耳後に小物を置くことに慣れておらず、簡単に外れるとわかったからです。私は外耳道に何かを入れることにも慣れていません。 Toupeeテープは、Amazonや地元の美容サプライストアで購入することができます。ただ小片に切り取って、肌に貼り付ける側のCROSに貼って下さい。

CROSは、前世代プロセッサのNaídaQ70との互換性も顧みられています。サイズ13の使い捨て補聴器用バッテリー1つを使います。私の場合、バッテリーは平均で約4日間続きます。 Advanced Bionics社はPowerOneのサイズ13バッテリーを推奨していて、寿命は35日と推定しています。私の4日間バッテリーライフは目標にピッタリ!

電池は地元の薬局でもオンラインでも入手できます。バッテリが消耗しても、NaidaLink CROSはビープ音を鳴らしません。最初、電池消耗時には気付きませんでした。2週間後、私は何かもの足りないことに気付き、そしてCROSバッテリーを交換する必要があることに気付きました。

CROSにはT-マイクはありませんが、人工内耳側のプログラムを補完する無線動作をする2つのマイクがあります。 人工内耳側で為すことすべてCROS側で重複しています。自動的でとてもシームレスです。電池ケースの開閉で電源を入れたり切ったりします。押しボタンがないので、シンプルで使いやすい。バッテリーケースを閉じると、電源がオンになります。耳に装着すると、自動的に人工内耳プロセッサーとペアリングされます。CROSをオフにするよう押せるミュートボタンはあります。


<適応者は?>

・現在、対側耳が聞こえておらず、一耳がAdvanced Bionics社のNadia CI Q90或いはQ70の装用者。
・どちらの耳でも補聴器のメリットがなく、片方のみ装用とする人工内耳適応者。

オージオロジストは各自の人工内耳プロセッサーにNaídaLink CROSを組み合わせます。あなたがする必要があるのは、サイズ13のバッテリーを取り付けて耳にかけるだけです。NaídaCI Q90或いはQ70プロセッサーによって全てコントロールされます。プロセッサーのボタン、AB My​​Pilot、或いはComPilotでプログラムや音量を変更すると、NaidaLink CROSがロックステップで従います。

私のNaídaCI Q90UltraZoomプログラムは、CROSと綺麗に動作します! 両側から聞くことができ、前にいる人に最大にズームをかけられると分かっているので、レストランや騒々しい場所ではとてもナイスです。よりリラックスしていられ、もはや話者に向ける良耳に伴って座席したり位置したりする必要はありません。両側の会話を同様に拾えるのですから!

StereoZoomは、両方のデバイスからのサウンドを使用して、前方をダイレクトに超短焦点する別プログラムです。ノイズの入るきらいがあるUltraZoomでも対応できますが、これはおそらく非常に騒々しい状況に最適でしょう。私のオプションにStereoZoomはありませんが、次回にオージオロジストに聞いてみようと思っています!

NaídaLink CROSは常に一側から他側に音をストリームしている為、DuoPhoneZoomControlプログラムは切り離せません。


<実生活の印象>

CROSで音楽を聴くことは確かに面白いです!  それは完全な「両側」やステレオではありませんが、音楽が片側のみではなく、全方向から音楽が来ていると感じるのはナイスです。両側から入って来る音楽は、サラウンド・サウンド・タイプ方法で更に満足させられます。

今、CROSで私の右耳にも持ち越されている為、人工内耳と共に素晴らしい音楽を味わえてとても幸せです。

CROSはスーパー的に軽量です!  私は人工内耳を外す時にそれも外すことを忘れないようにしなければならないくらい。右耳にそれがあるのをちっとも感じないのです。

最初、私はオージオロジストのオフィスでCROSを試しました。Advanced Bionics社のクリニカルスペシャリストとAdvanced Bionics社のリサーチオージオロジストの1人がクリニックに日中いらしてくれました。私のオージオロジストは最初は私の人工内耳非装用側に座していました。私達は左側の人工内耳だけを使って聞こえを少し試してみました。期待した通り、普通に「頭部遮断効果」があり、私の右にいる時には彼女の声は小さく届きました。彼女の言うのは分かりましたが、彼女をより良く聞くために頭を回したかったですね。

それから彼女はCROSを私につけ、同じ席に座り、話し始めました。驚き! 彼女が人工内耳側に座っているかのように、言う事が大きく明瞭になったのです。

次に、私は雑音下で試しました。オージオロジストは部屋のスピーカーから雑談音を流しました。彼女はCROS側で再び話を始めたのですが、私は彼女を見たり近くに寄るため
傾斜したりすることなく、普通に会話を続けられました。

Advanced Bionics社のクリニカルスペシャリストが、右側で聞くのだけれど、それが左側の人工内耳で処理されている事を奇妙に思うかどうかと尋ねてきました。私はそれを考察するべきでしたが、全く奇妙に思いませんでした。バランスが取れた感覚で、又、私が聞いているその通りに両側で聞こえている感覚もありました。両側で聞く事はストレスが少ないです。2つの耳で音を拾うのは、よりリラックスした感じです!

私の人工内耳状況は、CROSに興味を持たれるであろう方々とは少々異なります。私は右側に稼働している人工内耳を装用しています。しかし、1985年人工内耳以来の蝸牛のダメージが為、いくらか重要な会話周波数を逃すようになっています。右側は低音しか伝えません。音楽は大丈夫なのですが、日常の聴き取りは不可ですね。

CROSで音楽を聴くのは面白いです。音楽は同じように聞こえますーーーつまるところ、私の通常の人工内耳プログラムによって制御されているのですが。私の左人工内耳ではとてもとても良好に音楽が感じられ、メロディーとハーモニーをもたらす多くのピッチを私に与えてくれたAdvanced Bionics社にとても感謝しています。 CROSを使うと、両側に鳴る同じ良き音楽が聞こえました。本当に二倍の喜びです!

音楽を聴く時、私には両方の人工内耳プロセッサーを装用するというオプションを使え、それには低音効果があるのです。しかし、バイノーラルCROSオプションはすばらしい音質を与えてくれるので、どちらを好みか決める前にもっとたくさんの音楽を聴かなければなりません。

家の周りやレストランで聞くには、両側の音から聞く方がとても楽です。音が両側から入る場合、よりリラックスし、無駄が少なく、ずっと自然なのは間違いないです。

保険がCROSについて払ってくれるかどうか私には分からないのですが ーー Advanced Bionics社の新ユーザー向けプロセッサーキットのオプションと思っています。各クリニックがCROS用に独自の価格を設定するでしょう。私の価格も皆と違うでしょう。

もしオプションになっているのであれば、両側人工内耳はおそらくより良い方法です。片側のみに人工内耳を装用する場合、または私のように両側人工内耳のうち1つが特にうまく行かない場合、NaídaLink CROSを考えたくなるかも!


<著者について>

私は15年以上のAdvanced Bionics社人工内耳のユーザーです。私は17歳の時に聴力を失いました。ある朝、目覚めたらろうになっていました!  1971年の事で、当時人工内耳などありませんでした。私は読話で無音の人生を生きていました。1985年、私は右耳に治験的人工内耳を挿入しました。群から16人だけが挿入されたのです。私のは約6ヶ月後に失敗しました。興味深い経験でしたが、取り替えようがなかったので、私はそれをつけるのをやめて以来、更に14年間無音を生きていました。

2002年、私は人工内耳のもう一つのショットをする決意をしました。大いにリサーチをした後、Advanced Bionics社を選び、私がしてきた中で最高の選択だと思っています。実際、音入れ後2週間で再び電話で話すことができたのです!


再び聞くことができた素晴らしい15年でした。私の人生を改善する新しいプログラム、新しいプロセッサー、革新的なアイデアを常に与えてくれたAdvanced Bionics社に感謝しています。 CROSは私にとって違った人生の質をもたらしてくれるでしょう。感謝しています!

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