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11.6.23

更新報告

  2023年6月 更新報告



聴覚障害の支援機器、過去記事をまとめて全掲載です。

記載の中の物には既に廃版になったもの、バージョンアップしたもの、いろいろありますが、改変せずにそのまま転載して掲載します。


Faxやポータブルテレビなど、今でも十分役に立つ機能を備えており、今では古くなってきている逸品を見直す機会にもなりました。


聴覚障害の支援機器というのは、要するに、聞こえを他で補うための代替品、或いは健聴者のターゲット音量を耳に近づけるためのバイパス品になるのだなぁ、とまとめなおしていてつくづく思います。


①再掲: 『聴覚障害の支援機器(1)~(21)』項、再掲載しました。


②新規: 『聴覚障害の支援機器:検索について』項、新規掲載しました。


③新規: 『聴覚障害の支援機器:内容ワード』項、新規掲載しました。


④新規: 『聴覚障害の支援機器:検索ワード』項、新規掲載しました。

聴覚障害と支援機器:検索について

 聴覚障害と支援機器:検索について



<『#』について>


当サイトでは、外部からの引用は文章、写像、サイトアドレスのテキスト表示が基本、リンクはなるべく避けるようにしています。

『#』についても、外部と共有リンクするハッシュタグとして使用しておりません。

『#』をシャープ記号とし、ページ内での検索という意味付けをしています。

『#』は日本語表記と同じ全角で、検索ワードの前に直に付けることが決まりです。

各自のPCやスマホにある検索機能を使って、「#(検索ワード)」を打って下さい。

オフラインにおいても、検索ワードに該当した項とその個数が表示されます。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


<PCやスマホを使ってのページ内の検索について>


①PCの場合: 『Ctrl』+『F』(コントロールキーと『F』キーを同時に押す。)


②iPhoneの場合: サイトページ外枠にある、『↑付きの□』(共有ボタン)をタップして出てくる選択内容から、「ページを検索」を選んでタップします。


③Androidの場合: サイトページ外枠にある『…』ボタンをタップして出てくる選択内容から、「ページ内を検索」を選んでタップします。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


<『#』(全角の#)の有無の違いについて>


『#』を付けずに検索ワードだけを打って検索する。

    検索ワードの一致箇所全てがこのページ内から検出される。

『#』に続けて検索ワードを打って検索する。

    検索ワードの詳細がある掲載項が分かるように検出される。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


<『内容ワード』と『検索ワード』の違いについて>


『聴覚障害と支援機器:内容ワード』

掲載項順に内容ワードを挙げていますから、目録代わりに。


『聴覚障害と支援機器:検索ワード』

五十音順に検索ワードを挙げていますから、索引代わりに。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

聴覚障害と支援機器:内容ワード

 聴覚障害と支援機器---内容ワード


掲載項順に内容ワードを挙げていますから、目録代わりに。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


<聴覚障害と支援機器---掲載項順> 


(1)

#補装具

#日常生活用具

#福祉用具

#支援福祉機器

#就労支援機器

#障害者福祉支援機器


(2)

#就労支援機器

#コミューン mobile

#ロジャー テーブルマイク Ⅱ

#AmiVoice SP2 USBマイク付き

#スピーチサポート DS

#マイアンプ Ⅱ

#テレアンプ Ⅲ

#テレアンプ ⅢB

#テレホンエイド HL-04

#ヘッドセット トリマウントコンバーチブル FX-200

#グローバルアンプ GA-100

#テレホンテキスト

#ウインブル Ⅳ

#ワイヤレスチャイム ランプ付き受信機セット

#ベルマン ビジットシステム

#ツーウェイウィンブル

#ベルマン ドミノ クラッシック

#コミューン Connect

#ベルマン ドミノプロ

#ベルマン マキシプロ

#ベルマン ミノ

#ベルマン マキシプロ TVストリーマセット

#ロジャー セレクト

#かきポンくん 簡易筆談機

#コミュニケーションボード 携帯筆談機

#ワイワイボード

#入力コントローラ付き音声認識分配ケーブル

#カウンタヒア 102

#ロジャー デジマスター 7000 パック1

#シルウォッチ

#メール着信通知装置 ML-1 mini2

#ML-2

#ロジャー ネックループ

#ロジャー タッチスクリーン マイク

#ロジャー ペン

#ロジャー フォーカス Ⅱ


(3)

#ファックス

#FAX

#メール送受信機能付きファックス

#メール送受信機能付きFAX

#おたっくす

#SP-NA640 NECネットワーク普通紙ファックス


(4)

#字幕 テレビ

#ポータブルテレビ 

#ソニー BDP-Z1


(5)

#FM

#遮音ヘッドフォン

#ベルマン ドミノ クラッシック

#ゼンハイザー HD280 Pro

#ブルートゥース

#Bluetooth

#Bluetooth オーディオトランスミッター

#Bluetooth オーディオアダプター


(6)

#ワイヤレス

#ワイヤレス送受信システム

#FM

#WiFi

#Bluetooth

#Bluetooth プロファイル

#Bluetooth 干渉

##Bluetooth ホッピング


(7)

#ロジャー

#Roger

#ロジャー ペン

#ロジャー クリップオン マイク

#ロジャー 受信機

#ロジャー 送信機

#ロジャー マイリンク

#ロジャー デジマスター

#コムパイロット


(8)

#ロジャー

#Roger

#ロジャー マイク

#ロジャー インスパイロ

#ロジャー ペン

#ロジャー クリップオン マイク

#ロジャー JoinNet

#ロジャー SubNet

#ロジャー 保証期間

#障害者総合支援法

#補装具

#デジタル補聴システム

#HD Voice 高音質通話

#UDトーク 音声認識アプリ


(9)

#ワイヤレス

#コムパイロット

#フォナック

#フォナック リモートマイク

#フォナック EasyCall

#フォナック DECTテレフォン

#フォナック テレビリンク

#コクレア ミニマイク

#コクレア フォンクリップ

#コクレア テレビストリーマー

#メドエル ネックループ

#ワイヤレス通信の変遷


(10)

#ブザー

#屋内信号装置

#ツーウェイウィンブル


(11)

#ポータブルプロジェクター

#ソニー MP-CL


(12)

#片耳難聴

#クロス補聴器

#クロス補聴器 受信機

#フォナック クロス Ⅱ

#シーメンス クロス Pure

#ワイデックス Fushion

#ワイデックス Fashion

#補聴器 医療費控除

#補聴器 診療情報提供書


(13)

#受信機補聴器

#ロジャー フォーカス 


(14)

#ロジャー

#ロジャー セレクト

#ロジャー タッチスクリーン


(15)

#蓄電池

#充電

#Saoki S270


(16)

#デジタル録音図書

#デイジー

#Daisy

#プレクストーク

#iPad

#iPod

#iPhone


(17)

#ポケットICレコーディングキット

#テレホンテキスト

#通信装置給付対象品


(18)

#電気自動車

#コムス


(19)

#電気自動車

#NEV

#GEMカー


(20-① ② ③)

#英語

#英絵辞典

#WAKUWAKU 学習研究社

#英語の母音

#英語の二重母音

#英語の舌の位置

#英語の口の開き方

#英語の子音

#英語の無声音

#英語の有声音

#英語の強弱

#英語のリズム

#英語の発音

#英語のイントネーション

#英語の語尾

#英語のみの発音


(21)

#Auracast

#Auracast 対応受信機

#ブルートゥース

#Bluetooth

#Auracast ブロードキャスト オーディオ

#Auracast トランスミッター

#Auracast レシーバー

#Auracast アシスタント

#Auracast 放送

#Auracast ストリーム

#Auracast アドバタイズメント


聴覚障害と支援機器:検索ワード

 聴覚障害と支援機器:検索ワード


五十音順に検索ワードを挙げていますから、索引代わりに。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


<聴覚障害と支援機器---五十音順> 


(あ行)

#ウインブル Ⅳ---(2)

#英絵辞典---(20)

#英語---(20)

#英語のイントネーション---(20)

#英語の強弱---(20)

#英語の口の開き方---(20)

#英語の語尾---(20)

#英語の子音---(20)

#英語の舌の位置---(20)

#英語の二重母音---(20)

#英語の発音---(20)

#英語の母音---(20)

#英語のみの発音---(20)

#英語の無声音---(20)

#英語の有声音---(20)

#英語のリズム---(20)

#屋内信号装置---(10)

#おたっくす---(3)


(か行)

#かきポンくん 簡易筆談機---(2)

#カウンタヒア 102---(2)

#片耳難聴---(12)

#クロス補聴器---(12)

#クロス補聴器 受信機---(12)

#グローバルアンプ GA-100---(2)

#コクレア テレビストリーマー---(9)

#コクレア フォンクリップ---(9)

#コクレア ミニマイク---(9)

#コミュニケーションボード 携帯筆談機---(2)

#コミューン Connect---(2)

#コミューン mobile---(2)

#コムス---(18)

#コムパイロット---(7)、(9)


(さ行)

#支援福祉機器---(1)

#字幕 テレビ---(4)

#遮音ヘッドフォン---(5)

#充電---(15)

#就労支援機器---(1)、(2)

#障害者総合支援法---(8)

#障害者福祉支援機器---(1)

#シーメンス クロス Pure---(12)

#受信機補聴器---(13)

#シルウォッチ---(2)

#スピーチサポート DS---(2)

#ゼンハイザー HD280 Pro---(5)

#ソニー BDP-Z1---(4)

#ソニー MP-CL---(11)


(た行)

#蓄電池---(15)

#ツーウェイウィンブル---(2)、(10)

#通信装置給付対象品---(17)

#デイジー---(16)

#デジタル補聴システム---(8)

#デジタル録音図書---(16)

#テレアンプ Ⅲ---(2)

#テレアンプ ⅢB---(2)

#テレホンエイド HL-04---(2)

#テレホンテキスト---(2)、(17)

#電気自動車---(18)、(19)


(な行)

#日常生活用具---(1)

#入力コントローラ付き音声認識分配ケーブル---(2)


(は行)

#ファックス---(3)

#フォナック---(9)

#フォナック クロス Ⅱ---(12)

#フォナック テレビリンク---(9)

#フォナック リモートマイク---(9)

#フォナック DECTテレフォン---(9)

#フォナック EasyCall---(9)

#福祉用具---(1)

#ブザー---(10)

#ブルートゥース---(5)、(21)

#プレクストーク---(16)

#ヘッドセット トリマウントコンバーチブル FX-200---(2)

#ベルマン ドミノ クラッシック---(2)、(5)

#ベルマン ドミノ プロ---(2)

#ベルマン ビジットシステム---(2)

#ベルマン マキシプロ---(2)

#ベルマン マキシプロ TVストリーマセット---(2)

#ベルマン ミノ---(2)

#ポケットICレコーディングキット---(17)

#補装具---(1)、(8)

#ポータブルテレビ---(4)

#ポータブルプロジェクター---(11)

#補聴器 医療費控除---(12)

#補聴器 診療情報提供書---(12)


(ま行)

#マイアンプ Ⅱ---(2)

#メドエル ネックループ---(9)

#メール送受信機能付きファックス---(3)

#メール送受信機能付きFAX---(3)

#メール着信通知装置 ML-1 mini2---(2)


(ら行)

#ロジャー---(7)、(8)、(14)

#ロジャー インスパイロ---(8)

#ロジャー クリップオン マイク---(7)、(8)

#ロジャー 受信機---(7)

#ロジャー セレクト---(2)、(14)

#ロジャー 送信機---(7)

#ロジャー タッチスクリーン マイク---(2)、(14)

#ロジャー デジマスター---(7)

#ロジャー デジマスター 7000 パック1---(2)

#ロジャー テーブルマイク Ⅱ---(2)­

#ロジャー ネックループ---(2)

#ロジャー フォーカス Ⅱ---(2)、(13) 

#ロジャー ペン---(2)、(7)、(8)

#ロジャー 保証期間---(8)

#ロジャー マイク---(8)

#ロジャー マイリンク---(7)

#ロジャー JoinNet---(8)

#ロジャー SubNet---(8)


(わ行)­

#ワイデックス Fushion---(12)

#ワイデックス Fashion---(12)

#ワイヤレス---(6)、(9)

#ワイヤレス送受信システム---(6)

#ワイヤレスチャイム ランプ付き受信機セット---(2)

#ワイヤレス通信の変遷---(9)

#ワイワイボード---(2)


(英語)

#AmiVoice SP2 USBマイク付き---(2)

#Auracast---(21)

#Auracast アシスタント---(21)

#Auracast アドバタイズメント---(21)

#Auracast ストリーム---(21)

#Auracast 対応受信機---(21)

#Auracast トランスミッター---(21)

#Auracast ブロードキャスト オーディオ---(21)

#Auracast 放送---(21)

#Auracast レシーバー---(21)

#Bluetooth---(5)、(6)、(21)

#Bluetooth オーディオトランスミッター---(5)

#Bluetooth オーディオアダプター---(5)

#Bluetooth 干渉---(6)

#Bluetooth プロファイル---(6)

##Bluetooth ホッピング---(6)

#Daisy---(16)

#FAX---(3)

#FM---(5)、(6)

#GEMカー---(19)

#HD Voice 高音質通話---(8)

#iPad---(16)

#iPhone---(16)

#iPod---(16)

#ML-2---(2)

#NEV---(19)

#Roger---(7)、(8)

#Saoki S270---(15)

#SP-NA640 NECネットワーク普通紙ファックス---(3)

#UDトーク 音声認識アプリ---(8)

#WAKUWAKU 学習研究社---(20)

#WiFi---(6)

1.6.23

聴覚障害と支援機器(21)----過去記事転載

  聴覚障害と支援機器(21)



「おあしす」は小さなオフィスですので、手が回る支援機器は(20)までが限度かな、と思っていたのですが、今後長い目で見ての最後の支援機器(21)の予定を挙げておきます。


Auracast対応受信機。

とはいっても、日本ではまだAuracast自体が未知物のままです。

補聴器や人工内耳も対応するものが出現し始めていますが、海外でもまだこれからのことで、どのように拡がっていくのかも不明。

Auracastではなく、友人や家族間で対応するスマホをシェア的に使える用途は好まれ易い特徴から徐々に浸透していくとは思いますが。


Auracastとのアクセスには、Bluetooth5.2からのバージョンが必要とのこと。

そのようなイヤホンやヘッドホンは家電店やゲーム扱店をのぞいてみると、値段も手頃でノイズキャンセリング機能の付いた良いものが結構出ているようです。

そういうデバイスにAuracastの選択機能がついて、スマホなどの中継機がいらずにでもストリーム出来るようになるのかどうか、今後の進展を待たないと新しい活用法などよく分からないところが多いです。

(読むところ、対応する受信機さえあれば直接受信が可能になるようなことも未来形として書かれています。)

AuracastはPublic Broadcast Profile(PBP)仕様が必要とのことですので、そうしたシステムが整うのにも数年程度の年月はかかると思います。


スマホやPCなどを利用したシェア的ストリームでは、バージョンを満たすプレイヤーや受信機を取り揃えればけっこう早期に可能となりそうな気がしています。

(目下の補聴支援機器ロジャーの使い方に似ているかも?)

友人や家族の間で同じものを、例えばテレビとかを各自が好きな音量で聴ける。

Bluetooth無線送信ですから、聞きたくない人は送信機が稼働していても静かな環境を保ったままですし、聞きたい人は各自が好きな音量にして同じ送信内容を聞くことが出来る。

便利な話ではないですか。


スマホの方面で対応するものといえば。。。

AppleではiPhone14以上のデバイスとそれに対応した受信機がないと、Bluetooth送受信が出来ないということになりそうです。

(おあしす注:  コーデックが異なるようで、Auracast対応するかどうかは未確認です。失礼しました。)


AndroidもBluetooth LE audioに対応したQualcom社の新しいコーデックaptX losslessを使うデバイスなどがある模様。

これから数年かけて、色々な機種が上がってくると思いますし、改良のアップデートもあるものと思います。

そうしたBluetooth送信を受ける受信機となるイヤホンやヘッドホン、スピーカーなども開発されていくでしょう。

或いは現在使いのヘッドホンやスピーカーをAuracastにつなげるトランスミッターやレシーバーも。


健聴難聴、老若男女問わず、幅広いユーザー、幅広い年代層に利用されるものにして欲しいですね。

その為には、バージョンアップの将来的必要性やデバイスのコストなどもシステム導入に伴って考えておいてほしいものと思います。

個人的には、バージョンアップが今後も必要なデバイスどうしの組み合わせで成り立つシステムというのは避けてほしいと思っています。

将来ずっと継続して使えるようなものでないと、限定的ではあってもループを使った方が安定ということになるかもしれませんから。


まだ機種は少ないのと、Auracast自体がまだこれからなので、確実に稼働するのは数年ほど先の将来的なことになると思います。

早くどのレベルの聴覚障害者にも実用的な送受信機を取り扱ったり紹介できたらと思いますが、それに前もって、どのようなものをどのような場所でどのようなことにどのような形で使えるのが一番助かることなのか。。。出来ましたらこうした次世代の構想について意見を聞かせていただきたいと思っています。

特に学校での使用や公共での使用。

又、こうしたデジタル通信が音声認識アプリや画像アプリなどとのリンクで、手話使用者や外国人にも利便的なものになっていく可能性はあるのか、機会があればBluetooth SIG の方にも教わりたいものです。



以下は、Bluetoothサイトの聴覚補助の項目からの抜粋です。

こちらをクリック 

 https://www.bluetooth.com/ja-jp/auracast/assistive-listening/ 


<聴覚補助>

あらゆるライフステージにおいて、コミュニケーションと良好な聴覚の健康は、私たちを互いに、地域社会に、そして世界に結び付けています。

誘導ループなどの現在の聴覚補助システム(ALS)技術は、難聴者に大きな利益をもたらしてきましたが、品質の低さ、高コスト、プライバシーの欠如など、その普及を制限する多くの課題に悩まされてきました。

Bluetooth SIG 補聴器業界と密接に協力し、次世代の補聴システム技術であるAuracast™放送音声を定義し導入しました。


<すべての人にオーディオ・アクセシビリティを>

Auracast™放送音声は、より高い音質とプライバシーを提供しながら、より簡単かつ低コストで導入できる先進の新しい聴覚補助システムとなります。

従来の ALS 技術が抱えていた課題を、ほとんどの民生用オーディオ機器に搭載されている身近で実績のある技術で克服することにより、難聴者のための ALS の幅広い展開と利用可能性の向上、さらにあらゆるレベルの聴覚障害者にこれらのシステムの適用を拡大することができるという利点も得られます。

会議場、映画館、交通機関、礼拝所などの公共施設にAuracast™放送音声を導入し、すべての人の聞こえを良くすることで、より良い生活を推進します。



「AURACAST」の関連用語について、転載しておきます。

こちらをクリック

www.bluetooth.com/ja-jp/auracast/how-it-works/より抜粋。)


Auracast™ ブロードキャスト・オーディオ

Auracast™ 放送音声は、Public Broadcast Profile(PBP)仕様で指定されたBluetooth®放送音声の定義された構成のセットです。


Auracast™ トランスミッター

Auracast™放送を送信することができるBluetooth®機器。


Auracast™ レシーバー

Auracast™放送を受信することができるBluetooth®機器。


Auracast™アシスタント

Bluetooth® デバイスで、Auracast™受信機によるAuracast™放送の受信をアシストすることができます。


Auracast™放送

1つまたは複数のAuracast™ ストリームと関連広告で構成される、Bluetooth® 音声放送。


Auracast™ ストリーム

定義された設定に準拠したBluetooth®放送音声ストリーム


Auracast™アドバタイズメント

Auracast™アシスタントにAuracast™ブロードキャストの存在、コンテンツ、および構成を知らせる、Bluetooth®広告メッセージの定義されたセット。 


聴覚障害と支援機器(20ー③)----過去記事転載

 聴覚障害と支援機器(20ー③)ーー英語の支援教材(発音のコツ)



学研の英絵辞書『WAKUWAKU』より、サンプルとして。












聴覚障害と支援機器(20-②)----過去記事転載

聴覚障害と支援機器(20ー②)ーー英語の支援教材(子音)



学研の英絵辞書『WAKUWAKU』より、サンプルとして。











聴覚障害と支援機器(20-①)----過去記事転載

 聴覚障害と支援機器(20ー①)ーー英語の支援教材(母音)


学研の英絵辞書『WAKUWAKU』より、サンプルとして。










母音発音の舌の位置と口の開き方の図のみ、拡大して再掲。




聴覚障害と支援機器(20)----過去記事転載

 聴覚障害と支援機器(20)ーー英語の支援教材



2022年初夏の頃の出来事になるのですが、食後の散策しているときのこと。

その通り道の真ん中あたりに、本屋さんの放出品セール棚が突き出されていました。

その棚から目に飛び込んできた一冊の本の題名が。。。『WAKUWAKU』???

手に取ってみると、ちょっと変わった日本語の辞書。

小学生レベルの英単語辞書なのですが、なんと英和辞書ならぬ英絵辞書。

面白いと思ったのは、各ワードの項目にカタカナ発音が表記にされているところ。

勿論、ちゃんとした英語用の発音記号も記載されているのですが、英絵辞典と銘打っているようにちょっとふざけたような面白挿絵がメインの辞書です。


いきなりの英絵辞書の出現と表題の面白さにつられて買ってしまいました。

その衝動気分が覚めぬうちに。。。と小学生に戻って辞書の英単語聴取を1日1アルファベットずつ、Aの単語から始めてZの単語の終了まで、計26日間取り組んでいました。

ライブリスニングを英語母語者に頼んでやってみると、間違った発音やアクセントで話していた語彙にも気付かされたり。。。

(気付かされても、その単語が普段の会話に出てくるときに意識的に修正を掛けた発音で使う、というのは難しいものだなぁと思いつつ。。。)


英語に取り組んでみるメリットは、英語の方が基本となる母音が日本語より多いということ。

日本語は母音は5つなのですが、英語はもう少し多い。

母音12種とか言われていますが、最低でも8種類くらいの発音区別は必要かも?と思えています。

学習する順として、(英語―>日本語)への発音獲得は楽でも(日本語->英語)への発音獲得は結構大変なのではないかと思えるので。。。勝手な自論ですが。

興味がわき始める歳ごろのうちに、早めの絵本代わりにどうでしょうか?


というわけで、機器ではありませんが聴覚障害も含めた子供さん向けの英語学習の支援教材として、今回、この『WAKUWAKU』を紹介します。

写真を見てもらうと分かると思いますが、絵がユーモラスで楽しいです。

全ての発音にカナがつけられてあり、それは英会話を目指した例文でも同じ。

後、この英絵辞書は検索した単語に関連する単語、そして関連する生活を絵や英単語などを使って紹介してくれているので、英語圏の文化もイメージしやすくなっています。

絵本感覚で英語に接することが出来る辞書。

出版社は学習研究社、略称で学研さんです。






聴覚障害と支援機器(19)----過去記事転載

   聴覚障害と支援機器(19)



環境対策だけではなく、高齢化の将来対策にも需要が見込まれている昨今のEV自動車産業。

その中でも注目しているのが、NEVと呼ばれるカテゴリーの電気自動車です。

ここではその一つを。。。日本では販売されていないNEVになりますが、GEMカーという車を紹介します。

(NEVという用語は、近距離電気自動車という意味合いです。)


GAMカーはイベントや工場内移動で使われたりしている近距離使用の電気自動車なのですが。。。身体の不自由な人の目線で書いていきますので、支援機器の題名のまま掲載します。

(聴覚障害の支援機器、という題名には無理があると思いますが目をつぶって下さい。)



この車の注目すべき特徴は、専用の鋼鉄ドアオプションをつけると快適な空間を持つ見栄えある車になること。

(それ以外のドアオプションとしては、トヨタのコムスにつけるようなキャンパスドアがあります。)

移動が目的の通常の車と違って、車内がかなり大きく作られており、特に高さで快適性が得られます。


高さが185㎝ありますから、通常の人ではあまり屈まずに車内に入れるのではないでしょうか。

椅子は運転席に通常と同じく2人分が並びますが、床も含めて横断に遮るものは何もなく、簡単に反対側まで通り抜けられます。

幅は141㎝ですから、『聴覚障害と支援機器(18)』項で紹介したトヨタの1人乗りコムスより30㎝広い程度、それでも2人並びで乗るのにそれほど困りません。


車内の快適性は、余分なものを除いてシンプルな分、こちらの方がコムスよりもちろん大きいです。

ただ、自動車自体の性能は、トヨタのコムスの方が良いと感じています。

まず、GEMカーの最高速度は40km/h。

近距離や施設内を走る移動自動車という格付けなので、公道は走れますが、スピードは40km/hより出せないようになっています。

(海外では結構後ろの車に追い越しされていきます。)

又、ブレーキも後方下がりを防止する自動機能付きといったものではなく、坂道で止まる場合はペダルを踏みしめていないと後ろに下っていく可能性があります。

この点は、足の不自由な人には難点かな?と思えています。

勿論、サイドブレーキはありますから手で止めることもできますが、いちいちサイドブレーキに頼るのはちょっと。。。

GEMカーのブレーキ、アクセルの足踏みペダルを手で安全操作できるように改造するのは、コムス以上に大変に思えています。

メーカーへの特注にするとか。。。可能なのかどうかわかりませんが。


車体後ろには置きスペースがあり、そこに載せるボックスやケージにはいくつかオプションがあります。

更に、バンパー保護オプションが2種類ほどあり、トレイラーなどを引けるように突起が付いているものもあります。

ブレーキのことがなければ、足が不自由な方、車椅子を使われる方には役立ちそうだなと思っていました。


最小回転半径は一番小さなe2カーで約380cmほど、実感としてはもう少し狭くても行けそうです。

前も後ろも大きな窓ガラスで、視界はとても広いです。

キャンパスドアではなく、きちんとした車のドアがオプションとしてありますから、天候や気温の変化にも強いです。


動力は電気。

家庭用コンセントで充電できる100Vです。

充電時間はバッテリー残量が80%以上残っていると早いような気がしています、残量によって充電スピードが違うのかもしれません。


バッテリーには選択する種類がいくつかあり、標準装備のバッテリーは30マイル(約50km)。

それが60マイル(約100㎞)になるもの、70マイル(約115㎞)になるもの、95マイル以上(約155㎞)になるもの、といったオプションがあります。

走行距離が長いのはリチウムバッテリー系で、長距離移動には安心です。

ただ、リチウムバッテリー装用はどちらかというと常時使用の方にお勧め。

セカンドカーとしての使用でなら、乗らない期間が多いといった長期保管に向いたバッテリーを選ぶべきかもしれません。


優れている点は、前述した高い車高からくる快適性や開放感ですが、運転中の振動などはトヨタのコムスの方がかなり抑えられています。

カート車にもみられるようなガタゴト音はありますし、コムスのような安定した乗り心地ではありません。

タイヤのオプションで幅広のインチアップしたものに変えると振動感が変わってくるのかもしれませんが、その分、車の床下丈もあがることをお忘れなく。

どこかで車を止めてPCワークをしたり、お茶を飲みながらくつろいだりする空間快適性にはGEMカーは文句なし、普通車よりもぐっと大きいです。

普通車のような席に腰を落とし込むという姿勢ではないのが楽なのかもしれません。

腰を落としたり頭上空間の低さなどは気にしない、という方にはどうでもよいことかもしれませんが、足腰を伸ばしておく必要がある方、深くかがめない方には助かる快適な乗り物になると思えています。

(ただ、ブレーキの後方下がりの問題が。。。)


購入には基本車両代金にプラスして、どんなオプションが欲しいか、例えば車用の鉄鋼ドア、天井もガラス張りのオールパノラマ、距離が出せるリチウムバッテリー、ヒーター、パワーステアリング、ソーラー走行システムなどなど、それぞれ好みのオプションをつけることによって値段は変わっていきます。

それ以外の車関連の税金、保険などについては地域によりけりで、現在は日本で販売されていない為、書きようがありません。


GEMカーがもしも多様な国で販売されるとしたら、急傾斜のある道でブレーキをかけて止まる場合、後方に下がらないようブレーキを踏み続ける問題などは改良されて販売されると思うのですが。。。

後、災害時にも車から電気がとれるように、オプションとしてでも良いからアクセサリーソケットも装備してほしいものです。

トレーラーをけん引できる車ですし、災害時には重宝する車になると思うのです。

普通に立っていられる車高という点で避難ユニット替わりにもなる車ですし。


EVカー推進は世界的な傾向で、将来的には日本でもEVカーが中心になるものと思います。

特に高齢化が進んでいる日本では、NEVカーも又好まれるようになっていくのではないでしょうか。


NEVカーに望むことはのびのびした空間と快適性。

身体に支障があったとしてもアレンジが効く自由性。

スピードよりも快適性、距離よりも安心感といったところでしょうか。

要は不自由になった時にも免許返納を悩む歳になった時にも、電車やバスよりも自由行動が実感できること、自遊空間を自分で作れること、といったあたり。


日本で流通するようになるかどうかわかりませんが、将来入荷されるならトヨタのコムスと同じくらい紹介したい車ということで、先取り的に掲載させて頂きました。


詳しい仕様については公式サイトからの抜粋で以下の通り。