2.10.23

更新報告

 2023年10月 更新報告



ネットのサイト情報紹介が中心の掲載になりますが。。。

以下、3掲載アップしました。


新規:「小児人工内耳適応基準(2022年)」項、新規掲載しました。


新規:「Japan Hearing Vision について」項、新規掲載しました。


③新規:「難聴児バディ・システムハンドブックについて」項、新規掲載しました。



小児人工内耳適応基準(2022年)

小児人工内耳適応基準(2022年)







Japan Hearing Vision について

Japan Hearing Visionについて

        日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 公式サイトから


 WHOが新生児期、小児期、成人期、老年期といったライフサイクル別の難聴への取り組みを強化しており、日本の耳の日にちなんで、33日を“World Hearing Day”と決めました。こうした世界的な難聴への取り組みに呼応して、本邦でも難聴者が誰一人取り残されず、生き生きとこころ豊かに暮らすことのできる社会の実現に向けて難聴対策推進議員連盟が提言「Japan Hearing Vision」をまとめ、これに沿って、2020年より政府の取り組みが進んでいます。

Japan Hearing Visionは主に三つの柱より成り立っています。


  1. 出生前、新生児期及び小児期における難聴対策
    1
    )感染症等による難聴の予防
    2
    )難聴児の早期発見、診断
    3
    )難聴児支援の充実
  2. 成人期、老年期における難聴対策
    1
    )難聴の早期発見
    2
    )騒音等による難聴の予防
    3
    )支援の充実
  3. ライフサイクルに応じた難聴対策を支える基盤づくり
    1
    )難聴対策を支える人材の育成・活用促進
    2
    )難聴関係の医療機器等の研究開発・活用の促進
    3
    )災害発生時における難聴者(児)の円滑な避難の推進
    4
    )様々なきこえの状態等への理解

 

詳細はJapan Hearing Visionの提言文およびポンチ図をご覧ください。
 (一社)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会はもちろんのこと、関連団体も、Japan Hearing Visionにあわせた研究や一般向けのパンフレット、テキストの作成を進めています。関係者および一般の方に発信する目的で、これらJapan Hearing Visionに関連する情報を集めました。国民全体に関わる大切なことです。お役立てていただけると幸いです。


Japan Hearing Visionライフサイクルに応じた難聴者(児)支援を実現するために―(提言文)


  Japan Hearing Visionライフサイクルに応じた難聴者(児)支援を実現するために―(ポンチ図

          

                                          一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会



1.出産前、新生児期及び小児期における難聴対策

【早期発見・早期療育】


【難聴児療育】


2.成人期、老年期における難聴対策


3.ライフサイクルに応じた難聴対策を支える基盤づくり



                         日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会  Last update: 2023814





難聴児バディ・システムハンドブックについて

難聴児バディ・システムハンドブックについて



耳鼻咽喉科学会のお知らせの内、「難聴児療育」欄に掲載されている『難聴児バディ・システムハンドブック』です。


 https://www.jibika.or.jp/uploads/files/nanchoji_handbook.pdf



そういえば。。。小学生の頃、最高学年の6年生になると新入の1年生をマンツーマンで幾日か担当する、という日が設けられていたことがあったように思います。

課外授業だったか、遠足だったか。。。

担当する1年生と一緒に行動して、学校生活に馴染めるようにしたりクラスメートと溶け込めるようにしたりと6年生がいろいろ考えて行動する日でした。

普段は交流のない学年同士ですから、こういう子がいるのだとか気にかけるようになりましたし、1年生からも慕われるようになったりで、学校全体にも良い効果があったように思います。


これも考えたらバディ・システムだったのですね。

学童児には障害あるなしにかかわらず色々な特徴ある子供達がいますから、その一人一人を数年歳離れた上級生が知り合って、歳上目線で気掛けてあげるというのは、同じ年の子供同士での交流や大人や先生の配慮とはまた違った良い長所があるのではないでしょうか。

高学年での道徳の授業を、1~2年生の社会、理科などの授業で担当する下級生と一緒に席を並べ、下級生を理解する時間に振り替えても良いのではないかと思います。


高校の上級生で、将来、教育関係や医療・福祉関係を考えている生徒さんを、中学校に授業の一環として送るのも良いかと。。。

数年歳離れた中学生と席を並べて、授業にバディとして参加してみるとか。

この頃の年齢は上の先輩のアドバイスは嬉しいものですし、何年か後に高校進学するわけですから身近な将来がイメージし易くなりますし。

上級生にとっても、将来の仕事の実際を生で早く味わうことが出来るわけですし。

クラスでの交流も、先生や大人達よりも、こうしたちょっと年上の先輩達が間に入ったりロールモデル役をすると、意外な効果が生まれそうな気がするのですが。


高校から中学へという交流はありませんでしたが、部活などで2~3年程度に離れた先輩後輩の交流はあり、上級生の下級生への交流効果は強いなぁーと実感しています。

数年離れた上級生だと、数年分もっとものが分かっていますし、自分の経験も生かせる余裕が出るので、近い歳や遠い歳よりも尚いいのでは?


同級生も時間経過で、長い付き合いの同期の桜の仲になるのですが、こうした学年越え学童フィードバックも、バディ・システムとして活用する学校が増えていけばよいかも。。。

というのが読後の感想です。