2.10.21

スマホ連携補聴機器ーiPhone

<スマホ連携補聴機器ーiPhone>

今年9月の初め頃、スマホと連携してフィッティングができる補聴器に、シャープが参入したというようなニュースが流れていました。

製品名は、「メディカルリスニングプラグ」(MH-L1-B)とのこと。

価格は。。。「メディカルリスニングプラグ」(MH-L1-B)本体は非課税で、9万9800円。

リモートフィッティングサービスは基本プラン期間(60日間)があり何度でも無料。

そこに、プラス60日間だけ延長したい場合は税込みで、1万1000円とのこと。

故障や紛失を5年間カバー、1年間追加フィッティングサービスがある「ケアプラン」は税込みで、3万3000円。

この「ケアプラン」は購入後1か月以内にのみ加入できるプランだそうです。

(キャンペーン期間中は3万3000円の「ケアプランが半額の1万6500円に。)

「メディカルリスニングプラグ」の見た目はスマホ用のワイヤレスイヤホン、です。

充電もできる収納ケースつき。

薬事法による、管理医療機器の認証も得た補聴器とのことです。


補聴器業界、音響業界といった区分の垣根がIT機器の進歩、無線技術の進歩で少しずつ低くなってきているのかもしれません。

こうした傾向は、高齢化社会が超高齢化社会へと変わってきている社会にとっては助かるのではないかと思います。

調整機能が細かくついている高性能のデジタル補聴器はびっくりするほどの値段。

ちょっと試しにつけてみようかと気軽に購入というレベルではありません。

それでも生活に不自由するくらいになると、どうしても購入しなくてはやっていけないのですが。。。

これがこのように音響メーカーが参入してくれると、音質調整機能が付いた補聴器が低価格で手に入る。

デザインにも一石投与、いかにも補聴器といったものではなく、イヤホンっぽいしゃれた感じ。

補聴器は高齢者のもの、というイメージを払拭してくれます。

巷ではイヤホン装用者がゴロゴロいますから、若い人でもあまり抵抗なくかけることが出来るのではないでしょうか。


スマホと連携しており、フィッティングもボリューム調整もスマホだけで済ませることが出来ます。

音楽や電話通話もスマホからストリームして聞けるとのことで、普通の補聴器よりも優れた面となるかもしれません。

スマホでいろいろマネージメントすることが嫌な人には、あまり向かないかもしれませんが。。。

ワイヤレスイヤホンを使い慣れている層にはけっこう受け入れられやすいのではないでしょうか。

(連携補聴器であっても通常生活での会話はスマホ持参することなく、それ自体で聴取することは可能です。)

ともかく、ここ数年でこうしたスマートフォンと連携する補聴器がびっくりするくらい増えています。

補聴器と同じくらい、それを調整する専用アプリも。。。ここ何年かで一気に増えています。


今回、『人工内耳とiPhone』についてまとめたこともあって、ついでに『スマホ連携補聴機器―iPhone』としてまとめておこうと思います。

情報はほとんどApple社の公式サイトからですが、こうした関係の情報は更新・変更が早いので、詳しいことはメーカーにキチンと照合してみて下さい。

(ここで紹介したシャープ社の「メディカルリスニングプラグ」も載っていませんし、FDA承認のあるBoseの補聴器も載っていませんし。)


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「Made for iPhone」の補聴器や人工内耳の使用






「Made for iPhone」の補聴器や人工内耳にiPhoneのライブリスニングを使用





iPhone連携補聴機器の一覧



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