無線放送シェア
家電店でも楽器専門店でもマイク売り場に行くと、マイクの種類について分かり易く解説したコメントが貼られていることが多くなりました。
マイクも大きく分けると、ダイナミック型マイクとコンデンサ型マイク。
どちらのマイクにも優れた特徴やデメリットがあります。
家電店や楽器専門店ではポスターや展示ボードを使って、しっかり案内してくれています。
使用用途や環境に合わせて、マイクを選ぶということは大事なのですね。
ついでに、マイクの指向性についても寄り道を。。。
こうしたマイクを使って、無線を通した公共放送を作るパターンをイメージしてみます。
実際にやってくださったのは、島村楽器店の女性スタッフの方。
まずは、選んだマイクをミキサーにつなげる。
実例は、YAMAHAのAGO3というミキサーを使っています。
ミキサーでマイクを通した音声がミキシングされて、聴きよい音声に調整されます。
それが接続されたトランスミッターから無線で出力される。
飛ばされた無線が、イヤホンなど補聴機器類であるレシーバーで受信される。
それを受信機数を限らずに飛ばせるようにしたものが、次世代の『Auracast』ということなのでしょうか。
人工内耳や補聴器のロジャーなどのような無線機も結構な台数の受信機に飛ばせることが出来ると思うのですが、それよりも広範囲の、規格さえ満たせば特に限定しない多様な受信機に飛ばせるようにしたというところが、『Auracast』の特徴といったところでしょう。
ここまではネット不要ですが、それをネット利用のスマホなど中継器に工夫づけることで、色々な放送の中から選局することもできるようになる、つまり、スマホなどを使うことによって複数の送信から選択して受信する、ということが可能になるということらしいです。
スマホのWi-Fiネットワークから接続するものを選択するように、個人や施設が発する放送への接続を選択するみたいなもの、と考えると分かり易いかも。
それを各自それぞれが、スピーカーで、イヤホンで、補聴器で、人工内耳で、タブレットで受信して聞いたり見たり、というところでしょうか。
どういう使い方ができるかというイメージは、Bluetoothカンパニーが提案してくれています。
どのように発展していくのか分かりませんが、Youtubeの初期も早く乗り出した方に大きなメリットが出たように、これも開発次第では大きく広がるものであるように思えます。
個人的には、営利よりも、聴覚補償の為に独立させたというBluetoothカンパニーの志をひいて、聴覚で悩む方々に役立つ発展を遂げてほしいと思っています。
コロナも一段落つき始めている現今、数年後には良き未来が訪れていますように。
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