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2.8.22

聴覚障害と支援機器(20)ーー英語の支援教材

 聴覚障害と支援機器(20)ーー英語の支援教材



2022年初夏の頃の出来事になるのですが、食後の散策しているときのこと。

その通り道の真ん中あたりに、本屋さんの放出品セール棚が突き出されていました。

その棚から目に飛び込んできた一冊の本の題名が。。。『WAKUWAKU』???

手に取ってみると、ちょっと変わった日本語の辞書。

小学生レベルの英単語辞書なのですが、なんと英和辞書ならぬ英絵辞書。

面白いと思ったのは、各ワードの項目にカタカナ発音が表記にされているところ。

勿論、ちゃんとした英語用の発音記号も記載されているのですが、英絵辞典と銘打っているようにちょっとふざけたような面白挿絵がメインの辞書です。


いきなりの英絵辞書の出現と表題の面白さにつられて買ってしまいました。

その衝動気分が覚めぬうちに。。。と小学生に戻って辞書の英単語聴取を1日1アルファベットずつ、Aの単語から始めてZの単語の終了まで、計26日間取り組んでいました。

ライブリスニングを英語母語者に頼んでやってみると、間違った発音やアクセントで話していた語彙にも気付かされたり。。。

(気付かされても、その単語が普段の会話に出てくるときに意識的に修正を掛けた発音で使う、というのは難しいものだなぁと思いつつ。。。)


英語に取り組んでみるメリットは、英語の方が基本となる母音が日本語より多いということ。

日本語は母音は5つなのですが、英語はもう少し多い。

母音12種とか言われていますが、最低でも8種類くらいの発音区別は必要かも?と思えています。

学習する順として、(英語―>日本語)への発音獲得は楽でも(日本語->英語)への発音獲得は結構大変なのではないかと思えるので。。。勝手な自論ですが。

興味がわき始める歳ごろのうちに、早めの絵本代わりにどうでしょうか?


というわけで、機器ではありませんが聴覚障害も含めた子供さん向けの英語学習の支援教材として、今回、この『WAKUWAKU』を紹介します。

写真を見てもらうと分かると思いますが、絵がユーモラスで楽しいです。

全ての発音にカナがつけられてあり、それは英会話を目指した例文でも同じ。

後、この英絵辞書は検索した単語に関連する単語、そして関連する生活を絵や英単語などを使って紹介してくれているので、英語圏の文化もイメージしやすくなっています。

絵本感覚で英語に接することが出来る辞書。

出版社は学習研究社、略称で学研さんです。
















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